壁と闘う遊戯王

遊戯王の展開とか、効果予想とか、単体考察とかしてます。

【遊戯王雑記】展開を考える時のメモについて

いきなりですが、皆さんは、展開を考える時、どんな感じでしてますか?

カードを触ってひたすら回すという方もいると思いますが、メモをとって考える方も多いかなと思います。


そこで、今回は自分が展開を考える時に使っている、メモのとり方を紹介します。あくまでも個人的に使いやすいなぁというメモなので、良さげと思ったら使ってみてください。


まず、一般的によく見るメモを紹介します。

ns=通常召喚、ss=特殊召喚ef=効果発動です。

初手:A

1.AnsAefBサーチ

2.A素材にして、Css

3.Bef、墓地のAss


次に私がいつも使うメモです。

初手:A

AB

C(A)

CA(B)【】


盤面、【】で手札を書く形にしています。

コストや効果は、それで変化したカード名の後に()で書くようにしています。コストについては、前後を見ればわかる(上だとC(A)(A)の部分)ので、書かない方が紛らわしくなくて、いいかもしれません。


それでは、この書き方の良い点を挙げていきたいと思います。


①その時の盤面、手札がわかりやすく、展開の大きなミスにすぐ気がつける

これが1番大きいです。各段階毎に盤面と手札が一目でわかります。展開考えてて、本来は墓地に送られて盤面に存在しないカードを素材にする事は、たまに発生します。逆に余らせる事もあります。特に序盤で使ったカードなんかを後半で再度使った時になりがちです。こうしたわかりやすいミスを減らせます。


②展開をブラッシュアップする時に便利

これは、特に大量展開をする場合やカードを複数選べるタイミングがある時に重宝します。例えば、宣告者の神巫で虹光の宣告者を落とした時に、儀式モンスターか儀式魔法をサーチできますが、選択肢はかなり広いです。このサーチするカードで展開の伸び方は、当然変わってきますし、逆に展開伸ばそうとしたけど、そこまでは要らなかったと展開を修正する事もあります。この書き方だと、どこで選択肢が発生したのか、その後どうなったのかを見ることが容易なため、修正も簡単です。また、新カード登場で展開が変わる時などにも、これまでの展開を段階的に見返す事が出来るため、新カードがどこでどう使えて、どう変わるのか、などの修正する時にも使いやすいです。


③文字数が少ない

文字数が少ないので、書くのも楽ですし、twitterなど文字数制限がある時に使えたりします。


④展開と妨害を考える時にも使える

例えばニビルなど5回までの召喚・特殊召喚でケア出来るか、あるいは自分が使ってないテーマでどこに手札誘発を撃てば、どう展開が変わるのか=マストカウンターがどこかハッキリさせやすいです。


⑤補足を追加できる

例えば、上の手札誘発なんかは自分は「〇」と書いていますし、制約を忘れて、展開を間違えやすい時などは「↓Exドラゴン制限」とかも書けます。


最後に

という事で、今回は自分が普段使用しているメモについて、紹介してみました。

何故メモなんて紹介したかと言いますと、ひとつはこのメモが少しでも普及すれば、普段皆さんに見せる展開パターンもこれで良くなるなぁって思ったのと、展開の共有やミスの確認が楽になると思ったからです。


雑談

ここからは、あまり本文と関係ない自分語りです。読まなくていいです。

私がブログ始めて1年経ちました。こうして続けられたのも、日頃より見てくださってる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。


私がブログ始めたきっかけは、観ても知りたい情報が分からないブログが多かったためです。個人的に、新しくデッキを握ろうと思ったときに知りたいのは、そのテーマでどういう展開で、どういう盤面が出来るのかです。

そのテーマの、フワッとしたコンセプトは、テーマのカードを見ればなんとなく分かるかと思います。相剣なら、トークン出して、星810シンクロして戦うんだなぁとか、ふわんだりぃずなら、通常召喚を繰り返して、最上級で戦うんだなぁとかです。

更に踏み込んだ強み弱みは、触れてみないと分からない部分もあるかと思いますので、書いてあれば良い情報とは思いますが、握った後で自分で見つけられるというところでもあるかなぁと思います。

テーマカード紹介は、最初に0から学ぶのに便利なので、あっていいと思います。展開パターンを見て、各カードがどういう効果かすぐに見直せるのもいいと思います。

ただ、よくありがちな「相性が良いカード」については、個人的には微妙です。相性が良い=選択肢に入りうるカードという事で、それら情報が欲しいのは、あくまでも構築段階であり、必須級ならカード紹介で紹介すべきだと思います。相性がいいカードを使って構築を複数パターン組んで紹介してるなら、あってもいいかなぁと思います。(自分もたまに構築が固まってない時には使いますが…)

そして、構築ですが、正直これは組む人の性格や好みが出ますので、サンプルとして紹介する形としていいかなぁと思います。周囲の環境によって、重視すべきメタは変化しますし、構築紹介で見せるべきなのは、テーマ枚数と自由枠の枚数とかが重要かと思います。


さて、長々と話してきましたが、何を言いたいかというと、ブログにおいて、展開パターンの紹介は重要だということです。他はその後で自分で調べたり考えたり出来る部分です。

そして、人がブログを調べるタイミングは、自分の構築が煮詰まった時などに知識を50→100にする事(各対面の動き方など)もありますが、そのテーマの知識を0→1にする時が多いかなと思います。


そうした需要に対して、展開パターンは、最も重要な部分で、それを見せなかったり、あまりにも単純もののみしか載せてないのは、そのテーマを握ってみようとする意思を減少させます。つまり、極論を言えば、中身のないブログは、遊戯王というコンテンツから人を遠ざける大きな弊害を孕んでいます。


今後とも、そうしたブログ内容にならないように気を引き締めていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。