壁と闘う遊戯王

遊戯王の展開とか、効果予想とか、単体考察とかしてます。

先攻ワンキル型竜輝巧(ドライトロン)の展開・構築紹介

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久しぶりに記事を書きますが、最近はずっとドライトロンです。ドライトロンの拡張性能の高さに、他のテーマが追いついてなくて、あまり他のテーマを考えるモチベーションがないのが要因です。閑話休題

0.はじめに

今回はターンスキップ、全ハンデス、特殊勝利と並んで、対話拒否の極致のデッキタイプの先攻ワンキルを搭載したドライトロンの紹介です。元々、先攻ワンキルタイプの儀式として、メガリスがありましたが、今回はそのギミックを流用しています。最終のギミックだけ軽く触れますと、下記の2枚を使用します。

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見慣れないカードたちかもしれませんが、手順としては①ビシバールキンを出す、②お互いの場にトークンを大量生成する、③コーディネラルで交換する、④マシュマックを出す、⑤盤面8体以上並んでいるためビシバールキンの攻撃力が8000アップする、⑥マシュマックでビシバールキンを指定、8000バーンという流れです。詳しくは動画等をご参照ください。

そして、今回構築を組もうと思った理由としては、この展開に使用するカードが通常のドライトロンとそこまで変わりなかったことにあります。つまり先攻ワンキルをメインに据えるというよりかは、通常のドライトロンの動きをしつつ、可能なら先攻ワンキルをするというサブプランでの動かし方が強いのでは?と思った次第です。あとは、メガリスが入ることにより、通常の弁天・那沙帝弥展開に比べて、盤面と手札にそれぞれ+1できるのが強いなぁと思ったのもあります。若干最近のドライトロンでは出力を落とし、安定感を求める感じになっており、それとは逆行しますが、とりあえず参考にしていただければ幸いです。

1.展開ルートの紹介

初手はバン+アルからです。多分、この展開だとこれ以外は難しいかなと思います。また研究して開発されれば、追記します。

1.バンss【アル】、弁天Aサーチ
2.アルss【弁天A】、流星サーチ
3.弁天Aで神巫サーチ
4.神巫ns、虹光落としてフールサーチ
5.流星でフールRs【バン】、弁天A回収
6.フールでオフィエルRs【弁天A】、アラトロンサーチ
7.弁天Aで弁天Bサーチ
8.オフィエルでアラトロンRs【弁天B+オフィエル】
9.弁天Bで那沙帝弥サーチ
10.アルティマヤss【神巫+フール】
11.アルの攻撃力1000下げて流星回収
12.流星セット、アルティマヤでライフストリームss
13.コーディネラルLs【アルティマヤ+アル】
14.ビシバールキンss【ライフストリーム+アラトロン】、お互いの場にトークン×4生成※コーディネラルの左下に出して下さい。
15.コーディネラルでビシバールキンとトークンを交換
16.キャリアーLs【トークン×2】、トークンに黒き森のウィッチ装備
17.流星で那沙帝弥Rs【キャリアー】※コーディネラルの左下以外に出して下さい。
18.マスカレーナLs【トークン×2(ウィッチ装備を含む)】※リンクリボートークン×2で出せるリンク2ならなんでもいいです。
19.ウィッチで護送船サーチ
20.護送船ss※ウィッチは効果の発動不可なので、召喚ルール効果でのssは可
21.マシュ=マックXs【那沙帝弥+護送船】、相手の場のビシバールキンを選択して8000バーン

一応ビシバールキンを出した後の盤面が分かりづらいと思いますが、相手の盤面は交換以外で変わっていないので、ビシバールキン+トークン×3の4体、こちらの盤面はコーディネラル+マシュ+マスカレーナ+トークンの4体です。計8体盤面にいますので、ビシバールキンは8000アップしています。

2.構築の紹介

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先攻ワンキルに必要なカードは、バン+アル含めメインで12枚、Exで8枚です。うち通常のドライトロンで入らないものが、メインだとメガリス3+その他2、Exだと4です。つまりかなり通常のドライトロンの構築に近いものが出来るため、今回の構築はこんな感じになっています。

バン+アルの先攻ワンキル以外の先攻展開もご紹介します。後攻は那沙帝弥を適当に出して、奪ってヴァレルソードで締めてください。

2-1.バン+弁天

1.バンss【弁天A】、フールサーチ
2.弁天Aで神巫サーチ
3.神巫ns、虹光落として流星サーチ
4.流星でフールRs【バン】、弁天A回収
5.フールでオフィエルRs【弁天A】、アラトロンサーチ
6.弁天Aで弁天Bサーチ
7.ベアトXs【神巫+フール】、エル墓地
8.エルss【弁天B】、バンss
9.弁天Bで弁天Cサーチ
10.エルの攻撃力1000下げて流星回収
11.キャリアーLs【エル+バン】、キャリアーに曙光装備
12.流星で弁天ARs【キャリアー】
13.曙光でアル墓地
14.アルss【弁天C】、流星サーチ
15.弁天Cで那沙帝弥サーチ
16.クロシープLs【弁天A+オフィエル】
17.流星でアラトロンRs【アル】※クロシープのリンク先
18.クロシープで2ドロー2捨て
19.相手ターンにベアトでルタ墓地

妨害としては、ベアト破壊時にダンテが出てくる+アラトロンで対象をとる効果無効だけですが、4種類のドライトロンにアクセス+2ドロー2捨て+手札にドライトロンコスト用の那沙帝弥を抱えてるので、次のターンにも、那沙帝弥展開に繋げやすいかなぁと思います。クロシープじゃなくて、マスカレーナで相手ターンにザサレシノでも良いかなぁとも思います。

2-2.アル+弁天

1.アルss【弁天A】、流星サーチ
2.弁天Aで神巫サーチ
3.神巫ns、虹光落としてフールサーチ
4.流星でフールRs【アル】、弁天A回収
5.フールでオフィエルRs【弁天A】、アラトロンサーチ
6.弁天Aで弁天Bサーチ
7.ベアトXs【神巫+フール】、エル墓地
8.エルss【弁天B】、アルss
9.弁天Bで弁天Cサーチ
10.エルの攻撃力1000下げて流星回収
11.キャリアーLs【エル+アル】、キャリアーに曙光装備
12.流星で弁天ARs【キャリアー】
13.曙光でバン墓地
14.バンss【弁天C】、サウラヴィスサーチ
15.弁天Cで那沙帝弥サーチ
16.ロシープLs【弁天A+バン】

17.オフィエルでサウラヴィスorアラトロンRs【オフィエル+那沙帝弥】※クロシープのリンク先
18.クロシープで2ドロー2捨て
19.相手ターンにベアトでルタ墓地

バン+弁天とほとんど展開は同じですが、こちらは手札にサウラヴィスを構える形になります。アラトロンと効果が被るのが若干痛いので、オフィエルからサウラヴィスを出してもいいです。

最後に、採用・不採用のカードの話になりますが、神聖なる魂まで入れると、展開が増えたりはしますが、曙光込みでゴミが増えすぎるのでとりあえず辞めました。護送船がボードアドを稼ぐという意味では、神聖なる魂の代わりになり、地味に素引きしてもなんとか使える範囲なのはありがたいです。ウィッチの為に、Ex枠のアルテミスも考えましたが、恐らく召喚権を使う事はないかなぁと思います。また神聖なる魂、エクサビートル、未来龍皇ギミックを入れれば、バンorアル+弁天からクロシープ+未来龍皇+手札サウラヴィスまではいけるようになりますが、Exがかつかつなので、そこら辺は慎重に検討が必要です。

とりあえず今回はこんな感じで、展開と構築の紹介でした。まだまだドライトロンの潜在能力はありますので、是非友人に嫌われない範囲で使って見てください。