【遊戯王】RRモンスター単体考察(メイン編1)
RRモンスターの効果をおさらいがてら、考察したいと思います。
まずはこれから
RR-バニシング・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1300/守1600
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの
自分メインフェイズに1度だけ発動できる。
手札からレベル4以下の「RR」モンスター1体を特殊召喚する。
RRの初動を担うカードの1つであり、基本的にRRは大量展開(=ボードアドバンテージを稼いでいく)デッキである為、その展開の始動となるこのカードは3枚投入が基本だと思います。
ただ、その分初動以外では腐りやすく2枚以上引けても微妙ではあります。
このカードの大きな利点は、
①特殊召喚時でも発動可能な点、
②「召喚・特殊召喚に成功した場合」ではなく、「召喚・特殊召喚に成功したターン~発動できる。」という点
です。
①は通常召喚のみではないので、アーセナルやフェリジットでも使えるのが、痒いところに手が届く感じでポイント高いです。
②はタイムラグを付けられる為、バニシングを召喚・特殊召喚した時に手札に握ってなくても、後にサーチしてそれを特殊召喚出来る=より柔軟に対応できるのが強みです。
採用優先度:★★★★★
欲しいタイミング:初期手札
自身効果でSS:不可
アドバンテージ:ハンド-1、ボード+1
続いてこちら
RR-トリビュート・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守 400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「RR」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したターンの自分メインフェイズ2に発動できる。
デッキから「RUM」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「RR」モンスターしか特殊召喚できない。
こちらもRRの初動を担うカードの1つ。バニシングトリビュートミミクリーネストまでは、多くのRRデッキの初動パターンとして紹介されていると思います。
効果としては、RR版の終末の騎士と言う感じで、主にミミクリーを落とすのが役割(逆にミミクリー以外を墓地に落とす役割はほぼない。)
RRでは、ワイズに素材闇鳥獣制限がかかっていることやRR名称サーチなども多いため、基本的には終末の騎士より優先度が高いです。ゼピュロスや幻影騎士団などミミクリー以外の闇を落とすことも視野に入れるならば、終末の騎士の採用もありかも知れません(実際RR以外組んでないので、よく分かりませんが…)
(2)の効果はほぼ使うことがなく、この効果目的で採用するのも難しいですが、あっても損になる効果ではないです。
また、このカードの大きなポイントは、
①ワイズやフォースでアクセスしにくいネストやペイン、ラストをミミクリー経由でサーチ出来る
②ミミクリーを直接入れるのに比べ、発動速度が早くネスト、ペインを使いやすい
①はゼピュロスのコストとして使えるネストにアクセス出来るのが偉く、またトリビュートns→ミミクリー墓地→ミミクリーでペインサーチ、ssで2枚並べられ、シンギングやレイダーズではこれは出来ない展開な為、トリビュート使う場合、ミミクリーネストペインはほぼセットだと思います。
②は使ってみると地味に大きく、例として
バニシング+ミミクリーだと
バニシングns→ミミクリーss→フォースXs(ワイズゼピュロスだとその後に繋がらない)→シンギングやレイダーズss→☆
バニシング+トリビュートだと
バニシングns→トリビュートss→ミミクリー墓地→☆→ワイズorフォース
あるいは
トリビュートns→ミミクリー墓地→☆
と展開する前にミミクリーを発動でき、フォースではなく、ワイズを最初における点やトリビュート単体でも展開始動役になる点がミミクリー素引きとの違いになります。
採用優先度:★★★★☆
欲しいタイミング:初期手札
自身効果でSS:不可
アドバンテージ:なし(墓地+1)
RR-ミミクリー・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1100/守1900
「RR-ミミクリー・レイニアス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに1度だけ発動できる。
自分フィールドの全ての「RR」モンスターのレベルを1つ上げる。
(2):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「RR-ミミクリー・レイニアス」以外の「RR」カード1枚を手札に加える。
RRのなんでもサーチカード。トリビュートとセットで、トリビュート入れるなら一緒に入れる、入れないなら入れないカードです。
このカードの大きな利点は、
①ネストやペイン、ラストにアクセス出来る点
で、特にトリビュートでも書きましたがネストにアクセス出来るのが本当に偉い。
(トリビュートでほぼミミクリーの事は書いたので他に書くことはないです)
採用優先度:★★★★☆
欲しいタイミング:トリビュートから墓地>初期手札
自身効果でSS:不可
アドバンテージ:ハンド+1
次は手札から特殊召喚RR三銃士
RR-シンギング・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
「RR-シンギング・レイニアス」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドにXモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
RRの大量展開を促す潤滑油。フォースからそのままサーチ、特殊召喚出来るのが強い。コストも必要なく、タイミングこそ選びますが、とりあえずフォースからサーチするカードとしては1番無難なカードでしょう。
後述しますが、シンギングはコストなしですが、PHANTOM RAGE新規のレイダーズ・ウィングは、X素材をコストに使用する為、フォース→①→ワイズ→フォース→②と繋げた時に①の時にレイダーズ、②の時にシンギングと繋げると2体目のフォースは素材あり、①の時にシンギング、②の時にレイダーズと繋げると2体目のフォースが素材なしとなります。
RUMで更に繋げると場合、RUMラウンチならシンギングレイダーズの順番で、それ以外ならレイダーズシンギングの方がいいという事は覚えておいて損は無いと思います。
また、同様に手札から特殊召喚可能なペインは、星1なので、フォースからはサーチ出来ず、エクシーズやリンクモンスターしかいない場合は特殊召喚出来ませんので、なるべくそれらを展開し終える前にサーチ、特殊召喚するのが無難です。
総じて、手札から特殊召喚RR三銃士のサーチ順番は、ペイン→レイダーズ→シンギングとするのが無難でしょう。なお、上の順番は採用優先度ではありませんので、お間違えないよう。
加えて、シンギングは特殊召喚要件が軽いですが、だからと言って初動札にはなり得ない=デッキから展開中盤でサーチしたいカードであり、デッキに眠ってて欲しいカードです。更に、素引きしたとしても、デッキから特殊召喚したいカードではないため、採用優先度は高いですが、投入枚数は1枚でいいというカードです。
採用優先度:★★★★★
欲しいタイミング:展開中盤
自身効果でSS:手札から可
アドバンテージ:ボード+1
手札から特殊召喚RR三銃士その2。
RR-ペイン・レイニアス
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
「RR-ペイン・レイニアス」の効果は1ターンに1度しか使用できず、
このカードをX召喚の素材とする場合、鳥獣族モンスターのX召喚にしか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
自分フィールドの「RR」モンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターの攻撃力か守備力の内、
低い方の数値分のダメージを受け、このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードのレベルは、対象のモンスターのレベルと同じになる。
手札から特殊召喚可能なRR三銃士。星1ながら、効果でほぼ星4として動くことができます。ただ、シンギングと比べると、星1なのでフォースからサーチできない点、エクシーズやリンクモンスターだけだと特殊召喚出来ない点が欠点で、逆にそれらを展開しなくても初動で動けるのが強みです。シンギングの時でも触れましたが、ペインはアクセスしづらく、まだリンクやエクシーズを展開する前に使いたいカードなので、サーチ可能ならまずペインからサーチしましょう。
あと、地味に攻撃力か守備力が0のモンスターは対象に出来ませんので、レイダーズ→ペインが出来ないのが忘れがちであり、こいつが微妙な点です。
採用優先度:★★★★☆
欲しいタイミング:展開序盤
自身効果でSS:手札から可
アドバンテージ:ボード+1
ちょっと長くなったので、次に続きます。